S×M×音 【スモオト】
― 相撲太鼓 × 打楽器 × リズム ― 音のパビリオン in すみだ

神田佳子 打楽器リサイタル デビュー30周年記念

すみだパークシアター倉



About

打楽器奏者・作曲家 神田佳子、リサイタルデビュー30周年。相撲太鼓と現代音楽が交差する、空間型総合芸術。

相撲太鼓と現代音楽を融合し、日本の身体文化を再構築する舞台芸術。会場全体を《音のパビリオン》として構成し、市民参加型ワークショップと連動した新作《雷電為右衛門》を上演します。神田佳子(打楽器)、中村仁美(篳篥)、西陽子(箏)、竹澤悦子(三味線)、さとうじゅんこ(歌)ほか出演。神田佳子所蔵の多彩な打楽器と墨田区の町工場素材を活用した体験型音空間を展開し、隅田川の記憶と響きを重ねる三日間です。

S×M×音(スモオト)とは

S × M × 音。相撲 × 音楽 × 音の交差点。S=Sumo、M=Musician。あるいはS=Spirit、M=Movement。文化と身体、精神と動き。叩くことから立ち上がる"音"の交差点。この文字から、あなたは何を想像しますか。その想像が、すみだで鳴り始めます。

なぜ相撲太鼓なのか

クラシック・現代音楽・ジャズを主軸に活動してきた神田佳子が相撲太鼓へ向かったのは、稀勢の里の横綱昇進に心を動かされたことがきっかけでした。呼出・邦夫氏との共演を経て土俵の内側の空気に触れ、「本物の音で打てなければ意味がない」という思いから相撲太鼓を新調。口伝承のリズムを身体で習得しながら、相撲を「身体・所作・声・空間が響き合う総合芸術」として作品に刻んでいます。

雷電為右衛門とは

大相撲史上最強の力士と称される雷電為右衛門。天明の大飢饉と浅間山の大噴火という災厄の時代、信濃の大石村から江戸へ出た青年は、石尊の辻で稽古を積みながら四書五経を学び、文武両道に長けた力士として関脇付出しでデビューを果たします。身長197cm・体重169kg、あまりに強く「張り手・鉄砲・閂」が禁じ手とされ、生涯成績254勝10敗。豪快な取り口とは裏腹に、流麗な筆で「諸国相撲控」を残した知の人でもありました。

大関昇進の折には菩提寺・養蓮寺へ袂鐘を寄進し、引退後には赤坂報土寺へも鐘を寄進して自ら一番鐘を撞いた。疲れ果てた人びとを励まし、大地を鎮めた雷電の物語を、江戸と相撲文化が交差する墨田の地で再び鳴らします。全六楽章は、百八つの鐘の音にのせて顕彰する試みです。

パーカッションハウスとは

万博のパビリオンのように、空間に入ると音が鳴らせるものが全体に広がっている。木の部屋、鉄の部屋——長年温めてきた構想「パーカッションハウス」はそんな場所です。打楽器として作られた楽器だけでなく、廃材・日用品・町工場の素材が音を持っています。叩いてみて初めてわかる意外性と面白さ。子どもから大人まで、そこにいる誰もが鳴らせる。「こんなものでも楽器になるの?」という発見が、ここにあります。


Concert

S×M×音 ― 相撲太鼓 × 打楽器 × リズム

神田佳子 打楽器リサイタル デビュー30周年記念

2026年 9月23日(水・祝)

2回公演
昼の部 14:30 開演
夜の部 18:30 開演
各回 約90分

第一部

《隅田川と力士と
江戸両国触れ太鼓絵巻》

映像と声・和楽器による導入

第二部

《相撲太鼓リサイタル》

  • 相撲太鼓ソロ
  • 箏 × 相撲太鼓(神田佳子 作曲)
  • 篳篥 × 相撲太鼓(JACSHA 共同作曲)
    鶴見幸代、野村誠、樅山智子
    *JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)
第三部

神田佳子 作曲
《雷電為右衛門》和楽器版(改定初演)

  • 一、荒ぶる神々
  • 二、浦風そよぐ石尊の辻
  • 三、江戸八百八町を駆け抜ける噂〜触れ太鼓と電電太鼓と雷電と
  • 四、雷電と小野川 最後の対戦
  • 五、張り手・鉄砲・閂
  • 六、天下無雙~雷電の鐘

Workshop

プロの奏者とともに舞台に立つ、本格的なコンサート出演体験。

相撲文化の中で受け継がれてきた「相撲太鼓」のリズムを体験しながら、神田佳子 新作《雷電為右衛門》の演奏に参加します。参加者は「江戸の町人」のように空間を回遊しながら、舞台の一部として音を担う演奏者として加わります。

ワークショップの軸
  • 神田佳子 作曲《雷電為右衛門》への演奏参加
  • 相撲太鼓のリズムを体験し、空間全体を楽器として鳴らす

スケジュール

オンライン

8月〜9月初旬(全3回)
平日夜 20:00〜

実地練習

9月21日(月・祝) 18:00〜20:00
9月22日(火・祝) 16:30〜20:30

本番

9月23日(水・祝)
昼の部 14:30
夜の部 18:30

参加要項

  • 対象 中学生以上(全日程参加必須)
  • 定員 15名(先着)
  • 参加費 一般 3,000円 / 墨田区民・学生 2,000円
  • 備考 ワークショップ参加者は、コンサート第一部・第二部の観覧が可能です。
  • 指導 神田佳子 ほか
  • 申込 2026年7月頃より受付開始予定

Pavilion

この部屋に入ると、音が鳴らせるものが、空間全体に広がっている。

神田佳子が長年構想してきた「パーカッションハウス」。打楽器として作られた楽器はもちろん、木材・鉄・町工場の素材など、思いがけないものが音を持っている。叩いてみて初めてわかる音の意外性と面白さ。プロの打楽器奏者が、音の鳴らし方・探し方を一緒に考えます。楽器経験は一切不要です。

  • 会場内を自由に回遊し、置かれたものを実際に鳴らせる
  • 打楽器・日用品・町工場素材など、多様な「音の素材」が並ぶ
  • プロの打楽器奏者による、叩き方・音の探し方のアドバイス
  • 小学生から大人まで、知識不問で参加できる

日程

2026年 9月21日(月・祝)
      22日(火・祝)

時間|各30分・入替制

  • ① 10:30〜11:00
  • ② 11:00〜11:30
  • ③ 11:30〜12:00

定員

各回 15名程度

料金

一般 1,000円
中高生・墨田区民 800円
小学生以下 無料

※ 小学生以上対象(未就学児不可)
※ 無料の方も予約必須・定員にカウントします
※ 予約優先 募集開始:2026年7月頃


Artists
PHOTO

神田佳子

Yoshiko Kanda 打楽器・相撲太鼓・作曲・企画・演出

打楽器奏者・作曲家。東京藝術大学卒業及び同大学院修了。現代音楽のスペシャリストとして国内外で数多くの新作初演を行ってきた。即興演奏、正倉院復元楽器の演奏、ジャズミュージシャンとの共演など、時代やジャンルを超えた打楽器演奏の可能性にアプローチしている。作曲活動も継続的に行い、作品は世界各地で上演されている。相撲太鼓を所有する程の好角家。相撲にまつわる「SUMO-TAIKO」、相撲組曲「Xe」なども作曲し、心技体をキーワードに相撲と音楽の真髄を探究している。

PHOTO

西陽子

和歌山市生まれ。東京藝術大学卒業。沢井忠夫に師事し国内外で活躍。ダボス会議演奏やコロンビア大学客員研究員を歴任。伝統と現代を架橋し、箏の可能性を追究している。

PHOTO

竹澤悦子

十七絃・三味線・声

プロフィール準備中。

PHOTO

中村仁美

篳篥

プロフィール準備中。

PHOTO

さとうじゅんこ

歌・声

プロフィール準備中。

PHOTO

若鍋久美子

打楽器

プロフィール準備中。

PHOTO

沓名大地

打楽器

プロフィール準備中。

PHOTO

井上京

打楽器

プロフィール準備中。

PHOTO

笈川奈那海

打楽器

プロフィール準備中。

作曲家

PHOTO

鶴見幸代 野村誠 樅山智子

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)

篳篥 × 相撲太鼓(共同作曲)
プロフィール準備中。

Staff

舞台・技術

舞台監督 尾崎 総

照明 大庭 圭二

音響 金曽 武彦

映像 藤本 健太郎

パーカッションハウス構築・技術アドバイザー/演出助手 石﨑 元弥

制作

制作 有限会社ハリーケン 藤本 健太郎

制作補助 稲野 珠緒

パーカッションハウス運営リーダー 稲野 珠緒


Flyer — フライヤーダウンロード

Access

すみだパークシアター倉

〒130-0003 東京都墨田区横川 1-1-10

  • JR総武線「錦糸町駅」北口より徒歩 約15分
  • 都営浅草線「本所吾妻橋駅」A2出口より徒歩 約12分
  • 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」より徒歩 約12分